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少子化が深刻な社会問題になっている昨今ですが、託児環境の悪さや、子育て費用の高騰ばかりが原因ではありません。安心して子どもを産み育てることが出来る環境とはほど遠いのです。
今年も、親がわが子に暴力を奮ったり、育児を放棄したりするいわゆる「幼児虐待」のニュースが途切れることはありませんでした。むしろ日常化してあまり驚かなくなっているほどです。無事に大きくなっても、学校での「いじめ」や、学校に行けなくなる「不登校」 の不安が親にはつきまといます。「不登校」が長期化すると「ひきこもり」という日本特有の病気(?)の陰におびえなければなりません。毎日機嫌良く登校しているので安心して父兄参観に行ってみたら、「学級崩壊」で全く授業になっておらず驚きあわてます。教師たちも、深刻な問題に直面すると辞めたり異動になったりして頼りになりません。何とか学校を卒業し、立派な社会人になってくれるのかと思ったら、定職に就かず「フリーター」になり、親をやきもきさせ続けます。あるいは、学校を出ても働かず親の臑をかじり続ける「ニート」なる人種?となって子どもを卒業できません。生まれてくる子どもにとっても育てる親にとっても何と困難な状況でしょうか。まさに「茨の道」です。こんな環境で子どもを育てろという方が間違っているような気がします。
なぜこんなことになってしまったのでしょうか。それは、戦後私たちが国家や大人社会に都合の良い子どもを創り出そうとした結果ではないでしょうか。子どもたちの無限の可能性を引き出すことより、経済社会の歯車になることを強要したことへの「しっぺ返し」を受けているように思えます。
イエス・キリストは「天国は子どもたちのものだ」と宣言し、大人よりも子どもたちを大切にしました。クリスマスには、プレゼントを買い与えるだけではなく、子どもたちがのびのびと希望を持って生きてゆける天国をどうすれば築いてゆけるのかじっくり考えてみましょう。 |
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