2012年のはじめに

 主の聖名を心から賛美します。

 私たちの国にとって,2011年は,東日本大震災という未曾有の大災害に

襲われた試練の年でした。残念なことに,9ヶ月が過ぎた現在でも,多くの

方々が元の生活に戻る目処も立たず,先の見えない戦いを強いられておら

れます。原発の事故は,改めて現代文明の愚かさ,脆弱さを浮き彫りにしま

した。私たちの教会でも,微力ながら支援の働きをさせていただきましたし,

今後も続けていかなければなりません。

 一方,オウム真理教の地下鉄サリン事件をきっかけに始まったと言われる,

日本人の「宗教離れ」は底を打ち,今回の震災も影響して,人々の心に「拠り

所となる教え」を求める風潮が起こっている,と宗教学者は伝えています。

混迷する政治や,長引く不況,毎日報道される世界の混乱など,この世には

暗い影はあっても,明るい光は見えません。私たちの教会にも,様々なチャン

ネルで,「拠り所となる教え」を求めて導かれる人々が徐々に増えています。

 今年私たちは,イエス様の弟子であることを自覚し,その意味と目的を確認

しました。「すべての民をわたしの弟子にしなさい」とのご命令を実行するため

にも,永遠普遍の真理である聖書の教えを伝え続けていかねばなりません。

聖書の教えだけが,すべての人たちにとって唯一の「拠り所となる教え」なの

です。私たちだけが独り占めしていて良いはずがありません。2012年は,

混沌とした闇の深淵に光が差し込んだ時この世界が始まったように,私たちに

預けられている光の真理を人々に知らせていきましょう。この国が本当の真理

によって導かれていく日を夢見ながら…。




  〈2012年度のテーマ聖句〉

 「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを
    望んでおられます。」
                         〜テモテへの手紙一2章4節〜



  〈三滝グリーンチャペルのテーマ聖句〉
 
 「受けるよりは与える方が幸いである。」
                        〜使徒言行録20章35節〜